リスキリング補助金の対象講座はどう探す?厚労省の検索システムの使い方【2026】

1. リード

補助金(教育訓練給付)を使うと決めたら、次の関門はこれです——「で、どの講座なら対象なの?」

ここを間違えると、せっかく受講しても1円も戻りません。逆に言えば、対象に指定された講座から選べば、確実に給付の対象になります。ポイントは1つ。

「受けたい講座」から探すのではなく、「対象講座の中から選ぶ」。

この記事では、厚労省の公式検索システムの使い方、データ/AI・プログラミングの狙い目、そして失敗しない選び方を、順を追って解説します。

制度そのもの(給付率・条件)は柱記事にまとめています。

制度の全体像・いくら戻る・条件は
こちらで総まとめしています

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2. 大前提:対象講座は「国が指定」している

教育訓練給付の対象になる講座は、厚生労働大臣が個別に指定しています。どんな講座でも戻るわけではなく、指定された講座を選ぶ必要があるということです。

そして給付の種類(下の3つ)ごとに、指定される講座も戻る割合も違います。

種類 給付率(基本) どんな講座か(イメージ)
一般教育訓練 20%(上限10万円) 一般的な資格・スキル講座
特定一般教育訓練 40%(条件達成で50%) 再就職・キャリア形成に直結する講座
専門実践教育訓練 50%(条件達成で最大80%) 中長期のキャリア形成(データ/AI・専門資格など)

同じ「データ分析講座」でも、どの種類で指定されているかで戻る額が変わります。 だから「対象かどうか」だけでなく「どの種類か」まで見るのが大事です。


3. 探し方:厚労省の「教育訓練給付金 検索システム」

対象講座は、厚生労働省の「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム」(通称:教育訓練給付金 検索システム)で、誰でも無料で調べられます(リンクは記事末の「出典・参考」に掲載)。

「講座・スクールを探す」を開く

トップページの「講座・スクールを探す」から検索画面に進みます。

2つの探し方から選ぶ

公式に用意されているのは次の2通りです。

フリーワードで検索する:学校名・講座名・分野や資格名(一部だけでも可)を入力して探す。「データ」「AI」などのキーワードはこちら。

分野・資格名を指定する:詳細画面で分野・資格名やキーワードを選んで探す。何を学ぶか決まっていない段階ではこちらが探しやすい。

気になる講座の「詳細を見る」を開く

講座名だけで判断せず、詳細ページで中身を確認します。

⚠️「指定期間」と給付の種類を確認

詳細ページの「指定期間」欄を必ず見ます。受講開始日がこの指定期間の中に入っていないと、給付の対象になりません。あわせて、その講座が一般/特定一般/専門実践のどれで指定されているか(=何%戻るか)も確認します。

⚠️ 「載っている=対象」ではありません

公式サイトは、このシステムに指定期間中の講座だけでなく「指定開始前の講座」も掲載していると明記しています。つまり検索で出てきても、受講開始日が指定期間内でなければ給付されません。各講座の「詳細を見る」→「指定期間」欄で必ず確認してください。

そのうえで厚労省は、受講開始日時点でその講座が指定されているかを、給付手続き予定のハローワークと、受講予定の教育訓練施設の両方に確認するよう求めています。手間に見えますが、ここを飛ばすと給付が0円になり得ます。

💡 逆に、検索システムに載っていない講座は対象外です。スクールの広告が「給付金対象」とうたっていても、必ずこの公式検索で裏を取るのが確実。指定は講座ごとに期間が決まっているためです。


4. データ/AI・プログラミングは狙い目

幅広い対象分野の中で、当サイトが注目するのはデジタル系(データ/AI・プログラミング)です。理由は2つ。

  1. 給付が手厚い枠に多い:データ分析・AI・プログラミングなどは、最も還付率の高い「専門実践教育訓練」の指定を受けているものが多い傾向(=最大80%が狙える枠)。国が「これからの時代に必要」と位置づけている分野だからです。
  2. 需要が伸びている:どの職種にもデジタルが入り込む今、学びの費用対効果が高い。

具体的には、検索システムでこうしたキーワードで探すと見つかりやすいです。

  • データサイエンス/データ分析
  • AI・機械学習
  • Web・プログラミング(Python等)
  • ITパスポート等の資格系

5. 失敗しない選び方(3つの確認)

対象講座は数が多く、「対象」というだけで選ぶと後悔します。次の4点を確認してください。

  • ① 受講開始日が「指定期間」内か:前述のとおり、ここを外すとそもそも給付されません。詳細ページの「指定期間」欄で確認。
  • ② どの種類で指定されているか:同じ内容でも、専門実践なら最大80%、一般なら20%。戻る額が大きく変わる。
  • ③ 修了できる現実的な講座か:給付は修了要件(出席率など)を満たして初めて支給。挫折すると0円。期間・学習時間・質問しやすさを見る。
  • ④ 実質いくら払うのか:「対象」より「給付後にいくら自己負担するか」で比べる。ここが本当の選択基準です。

とはいえ、対象講座の一覧から「どのスクールが自分に合うか・実質いくらか」まで読み解くのは大変です。そこで——

対象講座の中でも、給付後の「実質負担額」でスクールを比較しました。
50代・未経験でも続けやすいかも含めて整理しています。

給付金対象スクールを比較する →


6. まとめ

  • 対象講座は国が指定。「受けたい講座」からでなく「対象講座の中から選ぶ」。
  • 探し方は厚労省の公式検索システムの「講座・スクールを探す」→「フリーワード」または「分野・資格名」の2通り。広告の「対象」表示は必ず公式で裏取り
  • 🔴 「載っている=対象」ではない受講開始日が「指定期間」内である必要がある(指定開始前の講座も掲載されているため)。ハローワークと施設の両方に確認を。
  • データ/AI・プログラミングは、手厚い専門実践に多く狙い目
  • 選ぶときは「①指定期間内か ②どの種類か ③修了できるか ④実質いくらか」の4点で。

次は、対象講座の中から給付後の実質負担で具体的にスクールを比べるステップです。

「対象かどうか」の次は「実質いくらか」。
データ/AI・プログラミングスクールを給付後の負担額で比較しました。

給付金対象スクールを比較する →


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出典・参考(一次ソース)

本記事の給付率・講座指定の仕組みは、以下の公的機関の情報に基づきます(2026年7月時点で確認)。制度は改正されるため、利用時は必ず最新の公式情報とハローワークでご確認ください。

最終更新日:2026年7月22日

ご利用にあたって
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